【寄稿】インドネシアはロシアを目指せ

バガバクサカ氏寄稿。

 私は考える。インドネシアはダサすぎる、と。

 インドネシアは良い国だ。そして人口も面積も大きく、大国になる要素を大きく秘めている。そこで、世界の軍事パレードを見比べてみよう。例えばロシア。ソビエト時代の悪の帝国感を地で行くような、実に中二病的軍歌が流れる中、洒落た赤地に洒落たキリル文字を描いた赤旗や、たくさんの紋章を持って歩いている。実にかっこいい。我が国ではあまり知られていないが、日本では今、そんなかっこいいかつての大帝国ソ連が大ブームを引き起こしているのを知っているだろうか?シアワセエクスタシー日本支部でも、子供達がよくソ連軍歌を慣れない発音で頑張って噛まずに歌おうと努力する可愛らしい一面が見られる程だ。

 ロシア連邦に移行した後も、その栄華が途絶える事は無い。というより、共産圏の軍事パレードはどれもかっこいい。これはかつて、軍備に大幅に予算の比重を置き、その成果を内外に誇示していた為だ。

 その為、軍歌もかっこいい。悪の帝国感がすごくかっこいい。

 インドネシアもそんな風になるべきだ。洒落た軍旗を幾つも作って、軍服もオシャレにして厨二心溢るる悪の超大国感を演出すべきだ。

 今みたいなアホみたいな軍歌では流石にまずいと思ったのか、フランスやロシア等の音楽技術一等国の音楽家を招聘した。しかし、穏健派のドゴロニデ氏であれば、これは難しいかもしれない。

 なので、私はソイセノ首相に期待するのだ。インドネシアを大国へ!!


マハー・セパー・バガバクサカ

インドネシアの精神科医、宗教学者、社会学者、宗教家、作家、歴史家、政治家、作曲家。

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