ドゴロニデ首相は定例会見で、ムランマーで発生した国軍によるクーデターに遺憾と憂慮を表明し、国軍に自制を求めた。
「同じ第三世界の東南アジアに住まう者として、同国の民主主義が脅かされているのに深く憂慮し、遺憾の念を抱いている。我が国は独自のルートを通じて同国国軍に対して自制を求めている。状況の改善が見られなければ、我が国は武力を除く何らかの制裁を科さざるを得ない。」と話した。
この独自のルートというのは、現在のアブド・スロマコン外交大臣がかつて駐ムランマー大使を務めた間、ウ・ウンナ第一副大統領・大統領代行と親しくしたことによって、外交大臣と彼との間に築かれたものとみて間違いないと思われる。
現地ではクーデター直後、ミョトシーやラングーンでは、インターネットが接続が不安定になるなどの問題が発生したが、復旧したことが確認された。
民主派指導者、アウン・サン・パル・ヨー氏は自身のフェイスブック上で、今回の政変が「軍事クーデターである」とし、「クーデターに屈してはならない。反対する姿勢を示す必要がある」と発信した。
コンパス・ジャカルタ紙日本語版
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