尼国中華連盟旗。「反共華勝:反共の華(中華)は勝つ」と書かれている。
全インドネシアの客家含む華僑の皇帝と言われ、同国非共産華僑に絶大な影響力を持つインドネシア華僑・客家大連盟の趙公銘議長は3日、新年の所信表明で大陸の共産中華を猛批判した。
「大陸の中華民族は中華では無い。中華と呼べるものは文革により、大陸では死んだ。周恩来とほんの一握りの北京の良心が死んだ今、大陸では自らがアジア、東洋であることを忘れた、心を無くした巨大な化け物の様な政体が残った数少ない良心的人民を食い潰しながら横たわっているだけだ。そこにはかつての偉大な中華の偉人達の書物、名言、精神、文化遺産が、毛沢東語録によってゾンビの様に操られている。
その国の七十数年の歴史には四千年前の禹王の時代から紡いできた歴史に入り込む正当性は無い。
むしろ我々華僑や日本人の方がよっぽど本来の中華民族らしい。」(抜粋)
政府報道官は「これはあくまで自由な一市民団体の発言であり、公的な発言では無く、政府が干渉する事は出来ない。」としている。
毎度の如く市民社会党は素早く反応しており、「自らが本物の中華というならば、それはバカの発言だ。誰がどう考えてもインドネシア人如きが中国人にはなれない。過去の人間の差別的・封建的精神論を読むくらいなら、我が党の発行する“一歩前進”(※同党の機関紙)を読んで先進的世界市民思想になる方が良いに決まってる。世界市民はそうした人種差別を決して、永遠に許さない。」と。
政府報道官は「これも一切公的なものでは無い。」としている。
コンパス・ジャカルタ紙日本語版
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