ジャワイ・テ政権時はその過激な政党の出自を隠して当選した。そのジャワイ・テは「国家をレイプした。」とまで言われるほどの散々な売国政権だった。
以降、その政党は暴力と急進性の本性をむき出しにした。党員や議員が何度も過激派無政府主義テロ組織“世界市民ユートピア(当時は世界市民共和国)”のデモ行進に参加し、インドネシア国旗にバツ印を描いた旗や看板を持ち、行進していた。自由パプア運動や、西パプア解放戦線のデモに議員が参加し、またこれらの組織への資金援助も疑われている。
また、昨年インドネシア軍の施設を襲撃し、逮捕された無政府主義左翼団体の主導者に市民社会党スマトラ地区中央委員会委員が入っていた(チアレレ・ウェイ(巍)被告、アブデュル・バレン被告、ナバン・パク(朴)被告)。これらの容疑者に先週軍裁で死刑判決が下された。
ついにその時が来たと言わんばかりに、今日政府は市民社会党を反テロ法15項に基づき市民社会党を“暴力を扇動し、国家の転覆を狙う”としてテロ組織指定・反国家組織に指定した。これにより、警察組織、諜報組織の同党への監視が容易になる。
パンパン・イ市民社会党委員長は猛反発し、同氏のTwitter上で激高し、直ちに大国民議会に撤回案と内閣罷免案を提出した。
【全文】
官報第695号
市民社会党をテロ組織指定する閣議決定
慈悲深き、国民が信ずる全ての神の名の下において、国家は下記の団体を暴力を扇動し、国家の転覆を狙うと見なし、反テロリズム法に基づいて、テロ組織に指定する。
団体
市民社会党
世界市民主義
インドネシア共和国内閣首班
インドネシア共和国首相
ドゴロニデ
コンパス・ジャカルタ紙日本語版
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