中カリマンタンのサンピト刑務所で、今日午後、囚人が反乱を起こしたことが分かった。囚人は、まずくて臭くて極僅かな食事や衛生環境、看守からの暴力と罵詈雑言、徹底した管理と拘束に耐えかね、「普通の刑務所の用意」を訴えていたという。
既に看守二人を殺害しており、パルウィト司法長官は“囚人反乱法”に基づき、全員の懲罰房行きと、最終警告の後に投降しなかった者全員への射殺命令を出した。
結果387人が殺害された。
間もなく鎮圧されると見られ、サンピトの地元住人からは安堵の声が広がっている。しかし、一部の人権団体から「人権無視だ」との批判が出ているが、パルウィト長官は「法に従って治安維持に努めたまでだ。」と返している。
また、パルウィト長官の迅速な鎮圧指示を称賛する声が全国で多く見られ、サンピトでは感謝の集会が開かれた。記者にこの事を伝えた長官は「やめてくれ。恥ずかしい。」と照れ笑いをした。
コンパス・ジャカルタ紙日本語版
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