先日、スパイ疑惑が暴露された安南通信社の特派員が北スマトラの軍事施設の立入禁止区域に侵入していたとして拘束された事件に進展があった。
例の暴露から十日程経った今日、首都ジャカルタにある安南通信社支部に国家警察による家宅捜索が入った。その結果、国家警察は安南通信社にスパイ疑惑が浮上したため、国内全員の特派員を呼び戻し全員を拘束したと発表した。
証拠は既に破棄されていたと見られ、報道社に比べては明らかに内部のファイル等の情報が少なすぎるという状況証拠のみである。しかし、軍事施設で拘束された特派員もいることから、国家防衛に関わるとして大法院(裁判所)から特例で許可が出た。
イリス・リミス国軍総司令は万が一の情報漏洩に備え、全軍に早急に情報網の暗号化と整備を命令した。
コンパス・ジャカルタ紙日本語版
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