国民選挙投票開始

 遂にドゴロニデ氏の後任を決定する国民選挙の投票が始まった。今まで各候補やその政党代表がシノギを削って様々な所で演説合戦を繰り広げていた。

 なかなかな勢いを見せたのはやはりカダフィ主義緑の党だ。“段階的緑の書領導”を打ち出した。非現実的で理想論的とされているカダフィ大佐の著書、“緑の書”を様々な政治家の実績や政策理論を応用してカバーし、段階的・平和的に実践するというものだ。社会主義的なこの政策で、保守的な若者ムスルムに加えて一部の貧困層の支持も勝ち取ったとされている。

 アブド・ソイセノ氏は政策理論や外交方針を具体的に打ち出し、「私達にはもう政権を担う具体的な準備が出来ている。理想論でグダグダになることは無い。」と万全の態勢で臨む決意を改めて表明していた。演説の後はギターで派手なパフォーマンスをしたりもしていた。

 選挙は明日行われる。

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