グレシックで爆破テロ、新テロ組織結成し街占領

今日、スラバヤ近郊の都市グレシック(gresik)で自爆テロが発生した。
標的となったのはグレシック中心部カルティニ通りで、大型トラックが縦横無尽に暴走した後、スーパーマーケット“サリカット・ジャヤ(sarikat jaya)”に激突し自爆した。
目撃者によると、自爆寸前に“アッラー・アクバル(アッラーは偉大なり)”という一際大きな叫び声を聞いたという。実行犯のムハンマド・ラキト容疑者は死亡した
このテロで117人が死傷した。
また、ほぼ壊滅したと思われたジェマ・イスラミアの残党がアブデュルアジズ・ウノ容疑者を指導者として、このテロと同時期に西カリマンタン州の都市“シブ(sibu)”、“サリケイ(sarikei)”、“カノウィト(kanowit)”を占領。様々な他過激派組織を糾合し“アル・サイハ(al-sahihah)”を結成し、特設サイトでグレシック自爆テロの犯行声明を出した。彼らの新しい旗にはアッラー・アクバルと書かれている。
ソイセノ首相は東洋から帰国後一日休養をとる予定だったが、急遽職務に復帰。
西カリマンタン州に大量の兵を送るよう指示し、明日にも行われるグレシックの追悼式に出席する。
忙しそうな首相に突撃すると、「忙しいから多くは言えない。一言言うなら住民絶対救出し、テロリストは最後の一兵まで絶対に潰す。」と話した。
政府によると、近々行われるメキシコのリカルド大統領との会談は予定通り行われる予定だそうだが、テロへの徹底的な対抗を誓うという項目が追加されそうだ。

0コメント

  • 1000 / 1000

コンパス・ジャカルタ紙日本語版