政府、顔認証監視システムの設置を大々的に推進

 アブド・ソイセノ首相は先のテロ事件も含め、近年犯罪が増加しているのを危惧しているとして、顔認証システムを大々的に設置する方針を明らかにした。 特に諜報機関ブラックリスト、前科持ち、仮出所者は名前付きで一挙手一投足を徹底的に追跡するという。 首相は「これで国民は安心して電車に乗ることが出来、街を歩け、事業者は物を盗まれる心配は減るだろう。我々は悪を撲滅するために、国民の安心の夜のために戦う。」と会見で意気込んだ。 この案には国内でも賛否両論がある。カダフィ主義緑の党は概ね賛成の意思を示しているが、反クアト政権弾圧に用いられるべきではないと警告した。 市民連帯党、WCは人権侵害だと強烈に批判している。WCは前々から監視カメラは人権侵害として破壊活動を行っており、立件されている。

新興宗教シアワセエクスタシーとは?

 先の選挙で、幸せ人間党(manke)なる怪しげな政党が立候補し、二議席獲得した。この幸せ人間党の当選した二人、シェパク・スルキド氏とアフメド・ダナン氏は二人とも新興宗教シアワセエクスタシー(尼:ekstasi kebahagiaan、中:幸福绝顶会)の信者である。当然その支持母体はシアワセエクスタシーだ。シアワセエクスタシーとは? シアワセエクスタシーとは1987年にマハー・セパー・バガバクサカ氏(mahah sepha bhagabhaksaka)によって設立された新興宗教団体。アッラーのように“全にして個、個にして全”という性質を持つ超存在オーン(ॐ、唵、om、ओम्、oṃ)を信仰している。120ヶ国に1600万人の信者がいるとされる。教団の説明によるとオーンは“宇宙の創造、宇宙、全ての事物・事象そのものであり、その実体は持たず空である。その御名を口にするだけでどこかで宇宙がまた新たに創造され、功徳を得られる。また、オーンを表す全ての文字(ॐ、唵、om、ओम्、oṃ)にもその神聖が宿る。”ものらしい。オーンは老子の道(タオ)やアッラーと同一であるとされる。 根本経典はスーリヤ・ダルマ(surya dharma)と呼ばれるもので、マハー・セパー・バガバクサカが記した。動心正法(kebenaran tindakan)と真理史(sejarah kebenaran)の二章から成り立ち...

民主正義党、国民左派党と合流し“市民連帯党”結党へ。

 前回の議会総選挙で最も大敗したとされる“民主正義党”が最大左派政党・最大野党である“国民左派党”に合流したと、両党党首が共同会見で発表した。国民左派党はカダフィー主義緑の党出現により議員の流出が止まらず、ガタガタの状態であった。 合流後の党名も新たにし、市民連帯党(partai solidarita warga)とした。 右寄り・イスラム主義寄りの議員が続々と緑の党に合流したことによって、国民左派党は徐々に左傾化を進めており、同党の流入により更に左傾化が進むとみられている。 現在のワラハジジ・バレスタフ国民左派党党首とイデ・バララカ民主正義党党首は辞任し、同党の幹事長となる第一書記と選挙対策委員会委員長に就任する予定。同党の党首となる中央委員長にはヘレンボボ・ウェイ氏が就任する。

【速報】占領地三都市で住民蜂起、軍呼応

 今日、イリス・リミス国軍総司令はテロリストの被占領地への攻撃を開始したと発表した。 イスラム原理主義テロリストのアル・サイハがシブ、サリケイ、カノウィトの三都市を占領し、イスラム新国家建国宣言を発表して早一ヶ月。人質となっている住民への被害も考慮し、長らく膠着状態が続いていたが、占領された街の一つサリケイで住民の蜂起が発生し、残り二都市の住民や国軍もこれに呼応した形だ。 地下トンネルを使って少しずつ住民に武器を提供したり、国軍兵士や関係者を送り込んだり、最新のAI兵器で少しずつテロリストを射殺したことが功を奏したと思われる。 イリス・リミス将軍は、「現在三都市は国軍が包囲している為、テロリストの流出は無いと思われるが、警戒を怠ってはならない」としている。 アブド・ソイセノ首相は、「首謀者を絶対に逃がさ無いようにしろ、逃げるようなら始末しても構わないと命令した。」と会見で語った。 現在、カリマンタン島全域で夜間外出禁止令が出されている。

【壮挙】男子バドシングルス、1位2位で表彰台上位独占!!

 またまたまた壮挙!!一大快挙!! 男子バドシングルスでシャンギャン・ヒルレン選手(shangyan hilren)とファーニロカ・アレパカ・アルチス(vahniloka alepaka arcis)選手が共に1位と2位を獲得した。 二人の出身州である西ヌサ・トゥンガラ州とジャンビ州では大規模なパブリックビューイング会場が臨時に設けられ、双方から大歓声が沸き上がった。特に1位であるシャンギャン選手の故郷ジャンビ州では、近くの空軍基地から戦闘機が二機飛び立ち、パブリックビューイング会場周辺でインドネシア国旗の紅白の煙幕を空に浮かべた。 二人の選手の実家には牛がプレゼントされ、シャンギャン選手には土地のプレゼントを贈られることもあった。西ヌサ・トゥンガラ州出身のファーロニカ選手の実家は貧しいということで、新築の家のプレゼントが贈られた。他にも、両選手にはファーロニカ選手の地元の呪術師に祝福を受けたという。 アブド・ソイセノ首相は「バド王国の完全復活!!」とツイッター上で発言し、低迷期に入ったとされたバド王国インドネシアの復活を宣言した。

【感動】ウェイトリフティング男子109kg超級、バド男子ダブルス共に銀

 また快挙を達成した! ウェイトリフティング男子109kg超級のムハンマド・ヤンワリ選手とバドミントン男子ダブルスのザララ・カルプン選手、アイサ・フリェ・ライキャ選手のペアが共に銀メダリストとなった。 ヤンワリ選手の親族は地区の全員とともに野外特設ビデオモニターで観戦した。決勝戦には敗れたもののその盛り上がりは凄まじく、牛の丸焼きを平らげ、ヤンワリ選手の家族には牛二頭がプレゼントされた。 また、二人ともスラウェシ島のアルフル族の村の出であるザララ選手とアイサ選手は、呪術師から祝福を受け、村中で祭りが行われた。 アブド・ソイセノ首相は、「素晴らしい事です!誇りです!」とツイートしている。

【大快挙!】バド混合ダブルスで金、女子ウェイトリフティングで銀

 先日から行われているフランスギガンタスロン。そこで現在三人の選手が大快挙を収めた! 一つ目は女子ウェイトリフティング76kg級でプラーラダ・ラヤ選手(prahlada raya)が銀メダルを獲得した。地元では多いに湧き立ち、彼女一色に染まった。 二つ目はバドミントン混合ダブルスでスチスミタ選手(sucismita)とデュプラ・エスタ選手(dupra jyestha)のペアが金メダルを獲得した。彼らの勝利は地元住民に祝福され、彼らの実家には近所中から化粧品から牛の丸焼きまで様々なモノがプレゼントされていた。 アブド・ソイセノ首相もツイッターで、「国を挙げて労い、祝福しましょう!」と投稿。ドゴロニデ元首相も「素晴らしい事です✨」と投稿していた。

カリマンタン島全域に夜間外出禁止令発令

 政府は先程、テロ組織アル・サイハが発表した動画への対応の一つとして、カリマンタン島全域に午後の夜間外出禁止を命令する文書を発表した。これはカリマンタン島の各州知事の承諾を得たもの。 国軍と警察、それらの関係機関以外の午後六時以降の外出を禁止し、違反者は命令解除までの身柄を拘束されるという。占領都市の包囲が完了したため、政府がそろそろ本格的な軍事行動に出るのかもしれない。 西カリマンタンでは国軍があちこちにいて、物騒な雰囲気を醸し出している。

【速報】アル・サイハ指導者、新国家設立宣言

先程シブを中心とした西カリマンタン州の都市群を占領したテロ組織“アル・サイハ”が特設サイトにて動画をアップした。指導者アブデュルアジズ・ウノ容疑者が登場し、以下の内容を動画上で話した。「アッサラームアライクム。私達は正義のイスラム戦線である。私達は正しいアッラーの教えを信奉している者だ。全てのイスラム教徒はキリスト教や世俗主義、ユダヤ資本と戦うべきだ。(中略)正義は果たされた。私達は世俗主義やキリスト教の味方に対する死の使者である一方、敬虔なムスリムへの正義の行使者である。私達は今日、イスラム国家“カリマンタン・イスラム首長国”の建設を宣言する。アッラーアクバル。アッラーアクバル。第二の矢、第三の矢は刻々と迫っている。世俗主義に告ぐが、私達の戦力は思っているより大きい。ジャワの同胞も活動を始めている。ジャワのみならず、東南アジア中の同胞から呼応がある。私達は正義、“アル・サイハ”の実現に向けて、アッラーの御名の下で進軍を続ける。アッラーアクバル。アッラーアクバル。」政府はこの動画を確認していると発表し、急ぎ対応を迫られているものと思われる。首相は議会議員に緊急招集を掛けた。第二第三の矢や進軍発言から、今後ジャワでもテロが起こる可能性があると考えるべきだろう。

独立記念パレード、正式に中止決定

今年もやって来た最大の祝日である独立記念日。しかし、西カリマンタン州の一部都市をテロリストに占拠されて以来、首相は今年のパレードの中止の方針を様々な方面に打ち出していた。今日正午、正式にその中止の決定を首相が会見で発表した。理由としては西カリマンタンでの万が一に備えて、パレードをしている場合ではない為であり、民間でのイベントは問題ないとした。

ギガンタスロン開会式、首相と内親王殿下参加。あの人も

今日フランスでギガンタスロン開会式が行われた。スタッド・ドゥ・サン=ドニにて挙行された開会式には世界各国の王族、首脳陣が参加した。インドネシアからはアブド・ソイセノ首相夫妻とツォンドロキロノ内親王が政府要人として参加した。またドゴロニデ元首相夫妻も参加し、VIP席から見守った。ドゴロニデ政権下で副首相でもあった両者は横に座り、互いに談笑しあっていた。開会式後選手をVIP席の全員で応援する会ではアブド・ソイセノ首相が「盛大な演出と共にインドネシア代表団が入場する様は勇ましく感じられた。頑張って欲しい。」と選手団の肩を叩いて激励した。ドゴロニデ元首相も笑顔で彼らを「祖国の誇りです。頑張って下さいね。」と励ました。ツォンドロキロノ内親王も「出るだけでも素晴らしい事です。祖国の誇りです。頑張って下さい」と激励した。

首相、グレシックの追悼式に参加「死んでも許さない」

 昨日発生したグレシックのテロの第一回目の追悼式に、ジャカルタから大急ぎでやって来たアブド・ソイセノ首相が参加した。他にもジョグジャカルタスルタン・大国民議会議長ハメンクブウォノ10世も参加した。 首相をはじめとして様々な政治家や著名人、スルタンや元王家の名家、市民らが一同に肩を並べて事件が起きたカルティニ通りを行進した。 ソイセノ首相は行進後の演説で、学生時代の友人が死亡した事を明かし、「テロリストを決して許さない。死んでも許さない。どうなっても許さない。」と声高に叫んだ。 加えて「我々は、民族は、国家はテロに屈してはならない。よく聞く文句だ。テロに屈さないのは当たり前だ。国家・民族・宗教は団結し、テロリストを最後の一兵に至るまで木っ端微塵に潰さなければならない。テロリズムという自分勝手で無価値な思想を徹底的に弾圧し、この世から抹殺しなければならない。新組織アル・サイハは国家の敵だ、民族の敵だ、人類の敵だ。まだ西カリマンタンで占領されている三つの都市の住民は野蛮なテロリストどもの思想弾圧等で苦しんでいる。既に何人も奴らに殺されたという。一刻も早い解放の為、西カリマンタンにはこの日の為に増強した大量の軍隊が到着した。最新のAI兵器によってテロリストだけが撃ち殺されるだろう。神聖な国土を穢された我が国は国民防衛の義務の行使を以て戦争状態に入る。テロリストよ、覚悟しろ。」とテロリストを...